健康(栄養)補助食品をどう選んだらいいのかについて、栄養素本体の原料、賦形剤など添加物の原料、崩壊基準などに分けてお話ししましょう。ビタミンやミネラルなど栄養素本体の原料としては何か望ましいでしょうか。安全であること、体が栄養素として利用しやすいことが判断の基準になります。合成よりは天然、天然の中でも精製栄養素よりは無精製栄養素が、体が利用する栄養素の原料としてはいいでしょう。すべてのタイプの原料に順位をつけるとすると、(1)無精製栄養素、(2)無精製栄養素と天然精製栄養素の組み合わせ、(3)無精製栄養素と合成精製栄養素の組み合わせ、(4)天然精製栄養素どうしの組み合わせ、(5)天然精製栄養素と合成精製栄養素の組み合わせ、(6)合成栄養素どうしの組み合わせ、(7)天然精製栄養素単品、(8)合成精製栄養素単品となります。これでは複雑すぎますし、組み合わせの場合はそれぞれ組み合わせる原料の割合に左右されます。組み合わせを外してもっと単純にして、より安全で体に利用されやすい順に並べると、(1)無精製栄養素、(2)天然精製栄養素、(3)合成精製栄養素となります。本体の原料は、無精製栄養素がベストですが、無精製栄養素を何からとっているのかが問題です。無精製栄養素は、安全で自然のバランスを持った栄養素を含むものが、最も望ましい原料です。そういう意味でいえば、いままで人間が日常の食べ物として摂ってきたものが無精製栄養素の原料としてベストです。安全に人間を養ってきたという実績はどんな実験よりも確かです。いくら無精製栄養素だからといっても岩石や貝殻や牛の骨は望ましい原料ではありません。なぜなら岩石や貝殻や牛の骨を我々人間は食べ物として摂ってきた歴史がないからです。また実際の無精製栄養素の健康(栄養)補助食品としてデータの裏づけがあるもののほうがより確かだということになります。無精製栄養素を原料としていても、実際の健康(栄養)補助食品にする過程で、せっかくの栄養素が加熱などによって台無しになってしまっていては元も子もないからです。無精製栄養素の実際の健康(栄養)補助食品として、フードネイチャーに関して、データがとられて論文になっています。