リサイクルの委託単価は、テープ類がトン当たり6万9300円、その他の製品プラスチックはトン当たり4万4000〜5万円。ずっと横ばいと言うが、年間で計6000万円ほど。これ以外に〈不燃ごみ〉から製品プラスチックを取り出す費用もかかる。しかし、いったん「リサイクルする」と宣言すれば、「ごみ」に戻すわけにはいかないのだ。千葉県柏市も、プラスチックごみをすべてリサイクルに回している。市は、1991年に焼却炉を新設したとき、埋め立てていたプラスチックを〈可燃ごみ〉に分別変更し、燃やしはじめた。ところが、ごみが増え、やがて焼却施設の能力を上回ってしまった。何とかしないといけないと、1995年に〈資源プラスチック〉として分別収集を始めた。長野県まで運んで、擬木などの原料にしたり、固めて固形燃料に加工したりしていた。2001年になると、〈資源プラスチック〉の中から、選別・保管施設で、〈容器包装プラスチック〉と〈それ以外のプラスチック〉に分け、容器包装プラスチックは、容リ法に従い、事業者に引き渡すことになった。しかし市民の分け方は相変わらず〈資源プラスチック〉の1種類。選別・保管施設で選別するところは、港区と一緒だ。